Security > WEB Firewall > コンソール使用ガイド > Self > ペンタセキュリティ(WAPPLES SA)

WEB Firewall Selfサービスでは、Webサーバーを保護できるようにWebファイアウォールインスタンスを作成し、運営できるガイドを提供します。 ここではWEB Firewall Selfサービスの使い方を紹介します。

WEB Firewallサービスを利用するにはNHN Cloud Consoleにログインし、サービスリストからSecurity > WEB Firewallをクリックします。

サービス申請および解除

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Webファイアウォール作成

  1. WEB FirewallコンソールのSelf利用申請移動をクリックし、インスタンス作成ページへ移動します。
  2. +インスタンス作成をクリックしてイメージリストからPENTA WAFを選択し、インスタンス情報を入力します。詳しい方法は、下にあるWebファイアウォールインスタンス作成の詳細手順を参照してください。

※インスタンスが作成され次第、利用料金が発生します。

Webファイアウォール解除

Webファイアウォールインスタンスを選択して削除します。

※ Webファイアウォール構成時、トラフィックがWebファイアウォール経由で利用中にインスタンスを削除した場合、サービス障害が発生することがあります。
※使用中のWebサービスを確認してインスタンスを削除してください。

Webファイアウォールインスタンス作成の詳細手順

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※以下の例のように、信頼するIPおよび使用ポートに対してセキュリティグループ(security group)を設定します。

Direction IPプロトコル ポート範囲 遠隔 説明
Ingress TCP 80 (HTTP) 0.0.0.0/0 (CIDR) WAF Webサービスポート
Ingress TCP 443 (HTTPS) 0.0.0.0/0 (CIDR) WAF Webサービスポート
Ingress TCP 5001 x.x.x.x/32 (CIDR) WAF管理ツール(UI)ポート(管理者IPのみ許可)
Ingress TCP 22 (SSH) x.x.x.x/32 (CIDR) WAF SSHターミナルポート(管理者IPのみ許可)
Ingress TCP/HTTP 5000 WAFの上部LBのIP
x.x.x.x/32 (CIDR)
WAF(冗長化)と上部LB間のヘルスチェック(health check)ポート
Egress TCP 443 (HTTPS) 218.145.29.166/32 (CIDR) WAFライセンスアップデートサーバー
Egress TCP 443 (HTTPS) 218.145.29.101/32 (CIDR) WAFライセンスアップデートサーバー
Egress TCP 5001 218.145.29.168/32 (CIDR) WAFセキュリティルール(custom rule)アップデートサーバー

※参考: WAF冗長化(設定同期機能使用時)またはAuto Scaling使用時、WAF間5984、6984ポートの許容が必要

Webファイアウォールの初期設定

  • WAFの初回起動後の初期設定

  • ブラウザ(Chrome推奨)でWebファイアウォールWeb管理ツール(UI)に接続

    • https://WAF IP:5001
    • ログイン接続情報: ct@pentasecurity.comへお問い合わせ
  • 環境設定 > システム > 時間同期設定

    • 時間サーバーをそれぞれPenta Server 1&Penta Server 2に設定する
  • ネットワーク設定 > プロキシIP設定

    • NHN Cloud consoleで確認したネットワーク情報を入力(WAF IP、gateway、netmask)します。
  • WAF保護対象設定

    • ネットワーク設定 > 保護対象サーバー設定
    • サーバーモード: Proxyを選択し、portうぃ入力
    • WebサーバーIP(ドメイン)とportを入力(インフラ構成によって「単一」または「複数」を選択可能)
    • ヘルスチェックを使用しない(Webサーバードメインの入力時にのみ使用)
    • WAFがHTTPSサービスを提供する場合、SSL証明書を指定(SSLプロファイルメニューで事前の設定が必要)
  • 保護ポリシー設定

    • セキュリティ設定 > ポリシー設定 > 新規ポリシー追加(ベースポリシー: 「検出のみ実行してブロックはしない」を選択)
    • セキュリティ設定 > ポリシー設定 > 新規Webサイト追加(新規ポリシーに適用)
  • X-Forwarded-For IP設定

    • セキュリティ設定 > ポリシー付加設定 > X-Forwarded-For設定(Block & Detectいずれも設定)
  • WAF適用時の参考事項

    • NHN Cloud管理型サービスプロバイダー(managed service provider、MSP)を通じて、顧客インフラ環境にWAFサービスが適用されるようにネットワークroutingを変更構成します。
    • 顧客のインフラ構成によって、WAF Floating IPでDNS変更が必要な場合や、WAF冗長構成時に上部ロードバランサーIPでDNSの変更が必要な場合があります。

Webファイアウォールの運営

  • Webファイアウォールの全体的なユーザーマニュアルおよび利用方法は、Webファイアウォールの管理ツール(UI)で提供します。
  • 下画面のユーザーマニュアル位置を参考にして、Webファイアウォール運営全般の利用方法を参照してください。 wapples_manual.png

※ Selfサービスでは使用ガイドのみ提供され、Managedサービスを利用する場合は、運営代行および24時間セキュリティ監視サービスを提供します。

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